「予選会に参加される皆様は、席についてくださーい」
番組スタッフの号令を合図に、参加者たちが予選会場へと入室を始める。 GS24面相は、通路から参加者たちの姿が消えた後にこそこそと入り、 何かあった時(主にG子の拳)に即座に逃げ出せるように 会場出入口付近の左最後方の席に座った。
前の席から順に裏返しで渡されてきた問題用紙を机に置き、開始の声を待つ。 緊張と興奮が体内を駆け巡る。
「それでは初めて下さい」
まず、マークシート形式で出題された問題を一気に流し読み。 次に一問、一問注意深く見ていく。
「なんだ。簡単じゃん」
鉛筆をくるくる回しながら、すらすらと問題を解いていくGS24面相。
「山はずれたぁ!」 「悔しいけど……この問題だけわからないわね……」 「こんなんじゃあ、オッドさんに会えないよー」
周囲からもれる独り言に、ニヤニヤするGS24面相
「はーい、それではペンを置いて下さい」
無念さをにじませたため息を一同が発する中、 GS24面相だけが戦いを全うしたという男の笑顔を見せていた。 いや、仮面の下ではそんな表情だったに違いないだろう。
「では、採点してきますので、このまま30分ぐらいお待ち下さい」
今回の予選での通過者はたった一人。 あの出来ならば、ひよこ娘だの猫耳娘だの騒々しい娘だのは相手ではない。 相手になるとすれば、常に冷静沈着な腹黒娘だけだ。
ふっとG子に目をやると、「しょーがないでしょう」と 惨敗濃厚なS美をなだめている彼女と目が合った。 その瞬間、にっこりと微笑むG子。
え、S美のことなんか本当はどうでもよく、自分のしょ、勝利を確信している! その笑顔に寒気を覚えたGS24仮面は、とっさに視線をはずした。
「皆様、お待たせ致しました。本日の予選会の結果を発表致します」
一同が静まり返る。
「えーっと、本日の予選会を突破し、本選へと進まれる方は……。 GS24面相さんです。おめでとうございます」
大穴も大穴。思わぬダークホースの出現に一同があっけに取られる中、 GS24面相はひとりガッツポーズを繰り返し、喜びを爆発させた。
時間にしておよそ2分。 短いようでいて長い、天国と地獄が共存する時間が経過した頃だろうか。
「空気読みなさいよ!」 「そーだ、そーだ!」 「ほんに困った人だっしゃ」
え? え? え? 堰を切ったかのように出始めた“人格否定意見”に ふつふつと困惑の表情が湧き出てくる。 そんな、あわわふわわと右往左往したくなった状態におちいったGS24面相に、 豪傑G子が止めを刺す。
「そんなんだから、人気が出ないのよ……」
ここから先のことは覚えていない。 いつしか、GS24面相の夏は終わりを告げた。
■ゲーム内アイテムが当選した会員様ににつきましては、アイテムの配布作業が完了次第、ご登録メールアドレス宛に当選のお知らせメールを送信させて頂きます。
■「GAMESPACE24オリジナルウェブマネーカード」及び「ニンテンドーDS Lite」が当選した会員様につきましては、ご登録メールアドレス宛に送信された当選のお知らせメールに記載されておりますURLからお進み頂ける専用フォームから、プレゼントの発送に必要となる情報をご記載の上、2007年10月4日(木)までにご返信頂けますようお願い致します。